食育について

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子どもたちは幼い頃に食べた手作りのお弁当の事をずっと覚えています。
私たちは食育の面からお弁当の良さを伝えられる事を教育の一環として取り入れています。

食育について

お昼になると、子どもたちはお弁当を嬉しそうに開きます。
嬉しくてたまらないといった表情です。
朝から心と頭と体をいっぱい動かしてお友達と一緒に活動した後は、お母さんの愛情いっぱいのお弁当をいただきます。
子どもたちはお腹を満たしてくれるだけでなく、心も満たしてくれるお母さんの味が大好きです。
卒園式後の謝恩会でのこと。卒園児さんのメッセージで一番多かったのは、「お弁当おいしかったよ。」「ママ毎日お弁当を作ってくれてありがとう」と、お弁当に感謝する言葉でした。
それほど毎日のお弁当が心に残っていたのでしょうね。
あるお母さんは、「毎日、空のお弁当箱を洗うのが楽しみでした。」とお話しくださいました。
お弁当を子どもが残さずに食べてくれたら、お母さんも嬉しいですよね。
実は、毎日持って帰ったお弁当箱を開けるだけで、お母さんは子どもが昼に食べた物や量が把握できるわけです。栄養バランスのとれた食生活のカギを握るのは、やっぱりお母さんですね。

お弁当給食について

食事は体を作る大事なものですから、嫌いな物も食べられるようになって欲しいという願いもあります。そこで、平成26年度から週に1度、皆で同じ物を食べる『お弁当給食』を始めました。
薬膳を取り入れた薄味でミネラルたっぷりの食事を作るお弁当屋さんに依頼し、体に良いものを選んで、食べやすく調理した「お弁当給食」を全員でいただきます。
「苦手だったトマトも食べたよ。」「おいしかったから全部食べちゃった!」と子どもたちも笑顔で報告に来てくれます。